ソルノク市交響楽団について
2009年、日本とハンガリー(当時オーストリア・ハンガリー二重帝国)は国交修交140年及び戦後国交復興50年、更にハンガリーの共和国体制転換20年の記念すべき年を迎えました。この記念年に日本では数々のハンガリー・フェスティバル記念事業が開催されておりますが、その記念行事の目玉公演として、現在ハンガリーを拠点にただ一人活動している日本人指揮者・井﨑正浩と、2007年以来彼が市音楽総監督を務めるソルノク市が誇る「ソルノク市立交響楽団」及び合唱団が、11月下旬に来日公演を行うことが決定しております。
ソルノク市立交響楽団は1965年にソルノク市の要請に応じて指揮者バリ・ヨージェフ(姓・名)によって創立され、ソルノク市と独自のオーケストラ基金によって援助される独立運営の法人オーケストラとして現在に至っています。正団員45名+契約団員15名の計60名の基本団員に、創立指揮者バリ氏と現在のソルノク市音楽総監督・常任指揮者 井﨑正浩によって構成され、年間14回の定期演奏会のほか毎月の特別・記念演奏会、国内各地での公演、春と秋の音楽週間での公演、スィグリゲティ市立劇場でのオペラ・オペレッタ、ミュージカル公演演奏、ユースコンサート、国外での公演(特にフランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、フィンランド、ポーランド、イスラエル)など年間160公演以上を行っています。同じくソルノク市が支援している世界的にも有名なフランツ・リスト室内管弦楽団とともに毎年春に開かれる春のソルノク音楽週間のホスト・オケとして、これまでにニコラウス・アーノンクール、ダニエル・バレンボイム、ヘルムート・リリングらの指揮者や、ジャン・ピエール・ランパル(Fl.)、モーリス・アンドレ(Trp.)、エマニュエル・パユ(Fl.) らのソリストなどとも共演しています。また特にハンガリーのEU加盟時の2004年5月、EU政府に招かれベルギー・ブリュッセルにおける『ヨーロッパの日』コンサートで、EU国歌作曲者Didier van Damme氏作曲の“Adagio to Europe”を演奏したことから、EU諸国をはじめヨーロッパにその名を広く知られるようになりました。
近年ではルーマニア・デーヴァ地区水害孤児救済のためのチャリティ公演及びルーマニア・旧ハンガリー領での演奏旅行が大きな話題になるほか、日本へはこれまで姉妹提携による民間外交使節団として山形県酒田市及び遊佐町、東京・豊島区(池袋)他で来日交流演奏を行っています。2007年9月にはハンガリーの経済文化に貢献した人物・団体に授けられる「プリマ賞」を受賞しています。 (左上図は市の鳥・ペリカンを模したこのオーケストラのロゴ) また今年よりハンガリー初の独立法人としての会社組織運営をスタートさせ、ハンガリーオーケストラ連盟からは厳しい条件をクリアしたオーケストラだけに与えられる”1st.”カテゴリーオーケストラと承認され加入が認められました。ハンガリー国内で今最も勢いがあり躍進中のオーケストラとして楽壇からだけではなく経済界からも注目されています。








